花は自慢しない。「何のために」
ウチの社員の心意気がいい。
自分たちで決めて
自分たちで運営する
劇団ミムラ。
お心づけや
おひねりまでいただくことがある。
スケジュール的に大変なときもある。
疲れや体調の良くない日もある。
でも
みんなニコニコ、はきはきと
「よろこんで!」
と公演依頼を受けると飛んでいく。
テレビで「メイキング」をつくってやりたいくらいだ。
大好きな仲間とひとつにまとまれる
心の喜びも感じてしまった。
「労働」ではなく、
「お役立ち」こそが
仕事の本質だと感じている。
声をあげて笑われる方、
主人公に頑張れ!と声援をくださる方、
涙ぐんで拍手をくださる方。
そのわずかな時間が
テレビにはない
お金を取る芝居にはない
無垢な感動を共有している。
素晴らしい社員たちではないか。
花は
咲いているところを
どうですか、とは言わずひっそりと咲く。
期待されなくても精いっぱい咲く。
その花なりに自分を精いっぱい輝かせる。
いまのままの心でいこう。
いつもありがとう。
いいかい、
すべては「お役立ち」だと
その喜びをなんにつけても感じた時に
ぼくたちは
素晴らしい家族をつくれるからね。