本質を見抜く考え方-読了
2016/07/15
2015年04月23日読了 中西輝政(著)
さまざまな視点から光を当てる「ものの見方、考え方」とは?
★★★★★星3
なるほど備忘録♪
03「宙ぶらりん」に耐えること:人は答えが出ないことに耐えられず、早まって誤った判断を下すことが多い。正しい判断のためには、しばらく答えが出ない「宙ぶらりん」の状態に耐える習慣づけが必要。
08むずかしい話を「やさしく」言い直す:「むずかしいことをやさしく」言い表そうとすることで、考えは進む。またその簡単な考え方こそが、実際の世の中では役に立ち、考えを人に伝えようとするときにも威力を発揮する。
25「自分の都合のいい理論」を調達しない:日本の過ちは、そのときに都合のいい「似非理論」によるものだった。直感的思考を検証する「理論」が自分に都合のいいものに陥っていないか、よく自己検証する。
26「正しいこと」と「効率のよさ」を混同しない:正しいことと、効率のいいことは相反する。近代文明は、相反するものを1つにしようと、理論を上塗りしたにすぎない。中国や欧米で行き詰まった支配の哲学の「空」を知る。
44「全員一致」は、まず間違いと心得る:アンケートで圧倒的な数字を示す考え方こそ危ない。ユダヤ人の社会は、全員一致は誰もきちんと考えていない証拠と判断する。これはサバイバルにかかわる大切な教えである。
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